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ユーグレナ、次世代バイオディーゼル燃料を販売

2022年6月2日 (木)

産業・一般ユーグレナは2日、エネルギー専門商社の中川物産(名古屋市港区)とともに、中川物産グループの中日リース(同)の名港潮見給油所にて、一般車両も給油できる次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」の販売を6月10日に開始すると発表した。

▲サステオを販売する中日リース名港潮見給油所(出所:ユーグレナ)

ガソリンスタンドでサステオを一般向けに継続的に販売するのは初めて。中川物産は2011年度より環境省のエコ燃料利用推進補助事業に採択され、商業ベースとしては初となるバイオガソリン「E3」の製造と商用販売に取り組んでおり、現在は東海・近畿地方を中心に各地のサービスステーションで販売している。

ガソリンスタンドにおけるサステオの取り扱いに加えて、ユーグレナのバイオジェット燃料(SAF)における供給の協業体制を構築するなど、持続可能な社会づくりへの貢献やカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを推進している。

このたび、中川物産は日本をバイオ燃料先進国にすることを目指す「GREEN OIL JAPAN(グリーン・オイル・ジャパン)宣言」に賛同。車両自体の内燃機関をそのまま使用できるサステオの普及拡大を目指して取り扱いを決めた。

サステオの供給先は、バスや配送車、消防車などの車両、タグボートやフェリーなどの船舶、商業用ジェット機や双発機などの飛行機と、陸・海・空の全領域に広がる。今後はさらに多くの車両へのサステオ導入を目指す。