ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

プロロジス、茨城県古河市でBTS型物流施設開発

2017年3月21日 (火)
プロロジス、茨城県古河市でBTS型物流施設開発
空白

拠点・施設プロロジスは21日、国内大手物流企業と3万平方メートルの賃貸契約を締結し、茨城県古河市で「プロロジスパーク古河3」を開発すると発表した。

プロロジスパーク古河3はプロロジスのリピートカスタマーである国内大手物流企業の専用施設(BTS型)として開発する。この物流企業は関東広域をカバーする新拠点として同施設を活用する計画で、医薬品などの荷物を受託する。

開発地は、茨城県と都心部とをつなぐ新4号国道から近く、圏央道五霞インターチェンジ(IC)から6キロの北利根工業団地内に位置。圏央道境古河IC-つくば中央IC間の開通により、関東全域だけでなく東北方面や関西方面への広域配送が可能となり、東日本の広域拠点として期待されるエリアの一つとなっている。

施設は地上2階建ての物流施設1棟と、併設する平屋建ての危険物倉庫2棟として開発する。物流施設1階西側には30台のトラックバースを設置するほか、東面の一部にもバースを配置し、荷捌きの効率化を図る。

また、倉庫内には空調や保冷庫の導入を計画中で、2棟の危険物倉庫と合わせて多種多様な荷物の保管に対応できる施設とする。敷地内には、乗用車駐車場・トラック待機場を十分に確保し、車輌が周回できる計画となっている。

開発決定により、プロロジスがBTS型施設の集積地として開発を進めてきた「プロロジスパーク古河」プロジェクトが完結する。「プロロジスパーク古河1」は医薬品卸のスズケングループのBTS型施設として稼働中で、「プロロジスパーク古河2」は日立物流ファインネクストのBTS型施設として来月竣工を迎える。

プロロジスはこれまで全国に34棟のBTS型施設を開発してきており、プロロジスパーク古河3のほか「プロロジスパークつくば」「プロロジスパーク海老名2」「プロロジスパーク神戸3」「プロロジスパーク神戸4」の開発を計画している。

■プロロジスパーク古河3概要
所在地:茨城県古河市
敷地面積:3万5000平方メートル
計画延床面積:3万1200平方メートル
構造:地上2階建て
着工:2017年7月
竣工予定:2018年7月