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村田機械、顧客向けWMSにSAP製品組み込む契約

2017年3月22日 (水)

サービス・商品村田機械傘下のムラタシステム(京都市南区)は22日、同社が村田機械の顧客向けにWMSをカスタマイズ開発したり、WMSパッケージを提供したりする際にSAP製の分析ツールや関係データベース管理システム、レポート作成ツールなどを組み込める包括的なOEMパートナー提携契約をSAPと締結した、と発表した。

ムラタシステムは村田機械のシステムインテグレーション部門を担い、WMSを中心にシステムコンサルティング、設計・開発・保守を一貫してサポートしている。

今回の提携契約は、SAPが保有する分析ツール「SAPビジネスオブジェクツ」、自己管理型RDBMS「SAP SQLエニウェア」、レポーティングツール「SAPクリティカルレポーツ」などのソフトウェア製品や開発プラットフォームを、ムラタシステムが村田機械の顧客向けに開発するカスタマイズドWMS、WMSパッケージ製品への組込みや連携システムとして開発できる包括的なOEMパートナー提携契約。

WMSの高度化に取り組む中、SAPと包括的なパートナー契約を締結し、同社の組み込み用製品群をWMSに活かすことで、クラウドサービスやKPI分析などを含む「来たるべきIoT時代のSCM」(ムラタシステム)に求められる機能を強化した次世代型WMSの開発につなげる。