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日本郵船・内藤社長、「コミュニケーション能力が大切」

2017年4月3日 (月)
日本郵船・内藤社長、「コミュニケーション能力が大切」
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ロジスティクス日本郵船は3日、新卒採用社員59人(陸上職38人、海技者21人)を迎え、東京都千代田区の本店ビルで2017年度新入社員入社式を行ったと発表した。内藤忠顕社長の訓示は次の通り。

■日本郵船・内藤忠顕社長の訓示(要約)
新入社員の皆さんに毎年伝えていることだが、そこで大切になってくるのがコミュニケーション能力だ。海運や物流の仕事は、ただものを運ぶだけでなく、それに付随するさまざまな情報を取り扱う。したがって、物事を整理し相手に的確に伝えることや相手の真意をつかみ取ることが、円滑に仕事を進める上での非常に重要だ。

コミュニケーションには、言語・非言語の2種類があるそうだ。まず、言語によるコミュニケーションで大切なのは、いかに論理的にものごとを伝えるかということ。特に外国人とのコミュニケーションでは、受け手の立場や状況を理解し、ロジカルに過不足なく情報を伝えることが重要だ。この点は、私も海外での駐在生活で嫌というほど痛感した。

そして、非言語によるコミュニケーションで最も大切な点は、自分の魅力をいかに相手に感じてもらえるかだと思う。一生懸命に自分の思いを伝える態度や、相手に応じて話題を取り出せるたくさんの引き出しを持つことも、会話に深みを与えてくれる。

論理と魅力、この二つを兼ね備えた人になってほしいと思う。これは会社生活のみならず、プライベートでもとても大切な素養。日々意識することによって向上できるので、心がけてほしい。