富士通、クラウド版の運行管理サービスを発売

サービス・商品富士通は3日、商用車向けに、スマートフォンで収集した車両の運行情報やドライバーの作業情報をクラウドサービスで管理・分析する運行管理サービス「トライアスTR-SaaS forスマートフォン」を発売した。

サービスのイメージ

スマートフォンとSaaSを連携させることで、コストや運用負荷を大幅に削減するとともに、短期導入を可能にしたもの。「エコ&セーフティドライブ機能」により、ドライバーの運転特性を可視化し、安全で燃料ロスの少ないエコドライブを支援する。

オプション機能として社員の位置情報を把握する機能を備え、タイムリーな業務指示が可能になったほか、日報の自動作成機能でドライバーの作業負荷を削減できる。

これにより、デジタコが装備されていない車両を保有する企業でも、業務効率や燃費向上によるコスト削減、安全運転による輸送品質の向上、環境への取り組みを強化することができるとしている。

スマートフォン1台あたりのサービス利用料は月額1100円からで、導入初期時は別途、導入支援費が必要になる。2016年度末までに累計6万車両への導入を目指す。