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北海道コカ、札幌工場のマルチPETラインが稼働

2012年3月19日 (月)

拠点・施設北海道コカ・コーラボトリング(札幌市清田区)は16日、札幌工場敷地内で進めていたペットボトル飲料無菌充填ラインの増設工事が終了し、本格生産に向けて稼働を開始したと発表した。

 

新マルチPETラインは、品質向上を目指して最新技術を採用した新ラインで、280mlの小型ペットボトルから2Lの大型容器まで、現地ニーズに合わせた多様な品種が生産可能。

 

薬剤を使用しない容器殺菌方法(エレクトロン・ビーム殺菌技術)で、ボトル洗浄水の使用量を約50%節水することに成功したほか、ペットボトル成型から充填までを一体化した「モノブロック構造」で、省スペース省エネルギーを考慮した。

 

自社製造比率が約85%から約95%に向上することで、これまで本州からペットボトルを輸送する際に発生していたCO2を削減できるとしている。総工費は約42億円。