ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

東京都、東京五輪の輸送運営計画案示す

2017年5月22日 (月)

ロジスティクス東京都は18日、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会や関係者と輸送連絡調整会議を開き、2020年東京五輪開催時の輸送運営計画案を示した。

今回、示された輸送運営計画は、組織委と都が人・モノの輸送条件や提供するサービスの検討・取組状況を関係機関と調整してまとめたもので、6月初旬にIOC(国際オリンピック委)へ提出する。

輸送運営計画は輸送の前提条件や全体像の明確化、関係者・市民との共有を図る位置付けで策定する今回の「V1」と、より詳細な内容を詰めた「V2」の2段階でまとめる。V2は18年度の策定を予定している。

18日の第3回輸送連絡調整会議で示されたV1では、ステークホルダーごとに提供する輸送サービスの内容、関係者輸送ルートを設定する際の考え方、輸送センターのあり方、交通需要マネジメント(TDM)構想などを記載した。

このほか「大会時の交通行動の見直し」について、交通工学、物流などの学識経験者を中心に専門的見地からの検討を行う「交通輸送技術検討会」(仮称)を近く設置する方針。