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タブレット版「ろじたん」開始、ICカードで作業分析

2017年6月8日 (木)

サービス・商品日通総合研究所は8日、スマートフォンを使って倉庫内作業時間の計測や集計・分析ができるツール「ろじたん」に、新たしくタブレット版の計測サービスを追加したと発表した。12日から提供開始する。

ろじたんのスマホ版サービスは、作業スタッフひとり一人がスマートフォンを携帯し、作業中にボタンを押しながら作業履歴を蓄積、一日の作業終了後にデータを送信することで作業実績が自動集計される流れになっているが、「作業計測はしたいけど、スタッフ全員がスマホを携帯するのはコストがかかる」など、計測内容によりスマホを使った手法ではサービス過剰になってしまい、ニーズにマッチしないという課題があった。

そこで今回、タブレット計測機能を開発。タブレットを使った計測では、それぞれのスタッフが携帯するのではなく、所定の位置に1台のタブレットを設置し、複数人で利用する。使い方は、画面表示された作業項目ボタンを1つタップした後に、付属のカードリーダーにスタッフごとのICカードをかざすだけとなっている。

ICカードは、専用カードを新たに作成する必要はなく、手持ちのフェリカカード(Suica、PASMO、ICOCA、楽天Edy、nanaco、WAONなど)があれば、それを読み取ることで個人を特定することが可能。

また、作業状況はリアルタイムにウェブに送信されるため、作業進捗状況をすぐに確認することができる。タブレットを使った計測は、1つの作業を長時間繰り返すため作業ボタンの切替えが必要ない場合や、よりコストを掛けず簡単に作業計測をしたい際に適している。

現場によってスタッフの作業内容に合わせ、スマホ計測とタブレット計測を使い分けてろじたんを活用することで、適した作業計測を行えるようになった。

料金は、「10人90日間タブレット1台利用」の場合、基本料金4万8000円、レンタル料金1万6200円、事務手数料3500円の計6
万7700円となっている。

■「ろじたん」サイト
http://www.logitan.jp/