国内国土交通省は8日、7回目となる北極海航路の官民連携協議会を12日に開催すると発表した。
今回は関係省庁からの北極海航路の最新情報に加え、商船三井から北極海航路を利用したLNG輸送に向けた取り組みや展望について講演し、官民での意見交換を行う。
近年、北極海沿岸においては夏季の海氷面積が減少しており、北極海航路を利用した貨物輸送の事例が増えてきつつある。また、ロシア・ヤマル半島ではガス田開発が進められており、今後生産されるLNGの輸送に日本企業も参入し、北極海航路を利用したLNG輸送に向けた準備が進められている。