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日本の赤信号密度「世界最高」水準、日産調べ

2017年6月15日 (木)

話題日産自動車は15日、オリジナルムービー「信号大国ニッポン」を同社ウェブサイトで公開した。渋谷・本郷間を1時間走行して調べた結果、赤信号で停止した回数は27回、時間にして1330秒(22分10秒)と、3分の1以上を赤信号による停止時間が占めたという。

同社の調べによると、全国各地に設置された信号機の総数は20万7738機にのぼり、1平方キロあたりの密度は英国、米国を上回って世界最高ランクであることがわかった。また、東名阪などの都市部で車両が進む速度は、男性ランナーの「ランニング並」となる平均時速15-17キロにとどまった。

交通心理学専門の実践女子大学松浦教授は「信号機は安全な交通を確保するために必要不可欠な存在だが、赤信号の為に繰り返し起こる『ストップ&ゴー』は、ドライバーへのストレスの原因」になると指摘。ムービーではドライバーがストレスにさらされた場合に、どのような影響を及ぼす可能性があるかを紹介している。

(画像と動画の出所:日産自動車)