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三菱レイヨン、アセテート長繊維の生産を集約

2010年8月17日 (火)

アパレル三菱レイヨンと三菱レイヨン・テキスタイルは12日、トリアセテート長繊維「ソアロン」などアセテート長繊維事業の収益回復を図るため、富山事業所のアセテート長繊維の生産体制を変更すると発表した。

 

ソアロンの事業競争力を高めるため、現在、富山事業所内のソアロン工場とジアセテート長繊維「リンダ」工場の2か所で生産している長繊維の生産を、ソアロン工場1か所に集約し、効率化につなげる。11年3月末をめどにリンダ工場の生産を停止し、ソアロン工場で集約生産を開始する。

 

アセテート繊維は、パルプを主原料とし、酢酸と反応させて生産するため天然繊維と合成繊維の機能性を合わせ持つ半合成繊維で、絹のような光沢、触感、優れた発色性に特徴がある。