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ダイセル、2工場の生産能力を増強

2011年10月31日 (月)

拠点・施設ダイセルは31日、大竹工場(広島県大竹市)のたばこフィルター用アセテート・トウ製造設備を増設すると発表した。設備投資額は約40億円で、2013年7月に商業運転を開始する。また、同時期に姫路製造所網干工場(兵庫県姫路市)の同製品でも、製造能力の増強を実施する。

 

これらにより、同社のアセテート・トウ製造能力は、現行に比べ約1割増加する。たばこフィルター用アセテート・トウ事業はコア事業のひとつとなっており、世界的なアセテート・トウ需要の拡大を背景に、事業強化に取り組んでいた。

 

既に三菱レイヨンとアセテート・トウ製造の合弁会社の設立で基本合意に達しており、中国の合弁会社でも増強を実施する方針。