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三菱レイヨン、大竹事業所の炭素繊維生産を増強

2016年6月28日 (火)

拠点・施設三菱レイヨンは大竹事業所(広島県大竹市)で追加設備投資を実施し、ラージトウ炭素繊維の年間生産能力を現在の2700トンから3900トンに増強する。2017年9月までに稼働を開始する。

これにより、年内に稼働する米国サクラメントのレギュラートウ炭素繊維工場の能力増強と合わせ、17年には生産能力が1万100トンから1万3300トンへと3割増加する。

風力発電機のブレード(翼)向けにラージトウの需要が伸長しているほか、自動車の軽量化材料としても高機能ラージトウを用いた中間材料の引き合いが増えていることから、能力増強を決めた。

能力増強後の大竹事業所の炭素繊維工場は、単独製造ラインとして世界最大規模となる。