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サービス・商品インバウンド関連事業を行うG Property （東京都港区六本木）29日、手ぶら観光を支援する、当日荷物配送サービス「Airporter」（エアポーター）と提携するホテル事業者を7月1日から募集開始すると発表した。
エアポーターは、フライト時刻の都合で「レイトチェックアウトしたい（荷物を預けたい）ゲスト」と、清掃の都合で「レイトチェックアウトさせられない（荷物を預かれない）ホスト」の課題を解消するために開発した、空港－民泊施設間限定の当日配送サービス。
（出所：G Property）
チェックイン前、チェックアウト後のホテルのロビーには、クロークに収まりきらなかったスーツケースやおみやげが溢れていることがある。溢れた荷物をまとめて集荷、空港や次の宿泊施設まで当日配送することで、宿泊者の通行の安全面、手荷物紛失事故といったトラブルを防ぐ。
また、宅配受付カウンターを設置している大型ホテルでも、営業時間が限定的な場合があり、宿泊者がホテルに戻ってくる夕方や夜には対応できない課題がある。このサービスでは24時間365日、パソコンやスマートフォンでオンライン受付と決済を可能としていることから、顧客の「手ぶら観光」を推進する。
今後は、2017年度内に東京で5000か所と大阪で2500か所、18年度には全国3万か所の導入を目指す。サービス面では、アーリーチェックインへの対応をはじめ、ゲストへの「手紙直渡しサービス」、無人集荷、受付時間の撤廃などに取り組む。
