

ロジスティクスフジトランスコーポレーション(名古屋市港区)は6月29日、新入社員研修の一環として、北海道にある社有林「フジップの森」でイタヤカエデ70本の苗木を20日にしたと発表した。
この活動は、新入社員に当社の環境保全活動を理解してもらうこと、環境への意識を向上することを目的に、2012年から毎年行っているもの。
物流業者である同社は、貨物を輸送するために船舶やトレーラーの燃料として重油や軽油を消費し、二酸化炭素を排出していることから、環境に配慮した各種機器の導入や運航のほか、二酸化炭素の吸収源として2011年に森林を確保し、フジップの森として所有した。
継続的に手入れして育てるだけでなく、木が薄いところには新たに植樹していくことで、より効果的な環境保全につながると考え、地元の森林組合協力のもと、植樹活動を実施している。
研修では、このほか農作業体験や清掃活動などにも取り組んだ。