ナビタイム、法人向けAPIに大型車規制情報追加

ECナビタイムジャパン（東京都港区）は20日、ルート検索や地図表示などの機能をAPIで提供する法人向け「NAVITIME API」に、トラックドライバー専用カーナビアプリ「トラックカーナビ」の一部機能を追加すると発表した。これにより、大型車規制情報を考慮したルート検索や到達圏検索が可能になる。

▲サービスイメージ

大型車規制情報は、大型車の通行止め・車高・車幅・重量制限など、ナビタイムジャパンが独自に整備したデータで、これらを活用することにより、目的地までのルートや、指定した地点から所要時間内に到着可能な範囲を、より正確に算出することが可能になる。

ナビタイムジャパンでは、「NAVITIME」「カーナビタイム」など個人向けサービス内で提供しているルート検索や地図表示などの機能をAPIで提供するNAVITIME APIを、法人向けに提供しており、今回トラックカーナビの一部機能を提供開始する。

大型車向けの配送業務や動態管理システムを提供する事業者などでの活用が期待され、訪問先までのルート、時間、範囲のより正確な情報を事前に確認できるため、経験の浅いドライバーへの教育コストの軽減や、訪問先顧客の満足度向上などに貢献する。