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佐川グローバル、ベトナム北部に保税倉庫を開設

2012年3月29日 (木)
ベトナム・トゥーソン保税倉庫の外観

ベトナム・トゥーソン保税倉庫の外観

ロジスティクスSGホールディングスは29日、子会社の佐川グローバルロジスティクスがベトナム北部に保税倉庫を開設すると発表した。現地子会社の佐川急便ベトナム有限公司が、ベトナムで3か所目となる保税倉庫を首都ハノイ市近郊のバクニン省トゥーソンに開設し、29日から稼働する。

 

佐川急便ベトナムは年内にダナンで、将来的にはベトナム全土を網羅する宅配便ネットワークの構築を目指しており、トゥーソン保税倉庫の開設により、国際物流のサービス強化を図る。

 

保税倉庫を介したVMI(ベンダー・マネージド・インベントリー)として、ハノイ、バクニン、バクザン、フンエン地区や、近隣の顧客へ効率的に貨物を供給することができるとしている。

 

ベトナム非居住者が荷主となり、トゥーソン保税倉庫に貨物を保管、荷主からの出荷依頼に合わせて佐川急便ベトナムの車両でジャストインタイム配送を行う。また、非居住者在庫機能を利用したバイヤーズ・コンソリデーションも可能で、ベトナムにある複数の仕入先から購入した商品をトゥーソン保税倉庫に一時保管し、効率的にコンテナを仕立て海外へ貨物を供給することができる。

 

施設は保税倉庫スペースが2410平方メートル、事務所スペースが210平方メートルで、防犯カメラ、24時間セキュリティーを完備。フォークリフト1台、ハンドフォークリフト8台を備える。