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三井物産グループと2件目の共同開発

三菱地所、大阪市西淀川区に都心近接拠点

2017年7月24日 (月)
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拠点・施設三菱地所は24日、三井物産グループと共同開発する物流施設の第2弾として、大阪市西淀川区でマルチテナント型物流施設「大阪西淀川物流センター」に着工した。

「ナカノ商会辰巳センター」に続く三井物産都市開発との共同開発となる大阪西淀川物流センターは、地上4階建て・延床面積3万8500平方メートルのマルチテナント型物流施設として、2018年9月の竣工を目指す。

計画地は国道43号線に近く、大阪市・神戸市をターゲットとした消費地近郊型の物流ニーズを満たす。阪神高速3号神戸線と同5号湾岸線の両高速を利用した広域配送が期待できるほか、伊丹空港・関西国際空港、大阪港・神戸港といった主要物流インフラも利用しやすい立地だ。

大阪都心部の梅田エリアへ8キロ圏と近接し、阪神なんば線「出来島」駅から徒歩7分、阪神電気鉄道本線「千船」駅から徒歩14分、最寄りのバス停から大阪駅に直接接続するなど、雇用面の環境に優れる。こうした立地でありながら、工業地域内に位置していることから、施設の24時間運営が可能。

1階に大型トラックが着車可能なトラックバースを敷地東西の両面に設け、建物は1平方メートルあたりの床荷重1.5トン、梁下天井有効高5.5メートル以上、柱スパン10メートル以上、全館LED対応など、高い汎用性もセールスポイントとなる。荷物用エレベーター、かご車・パレット兼用型垂直搬送機はフロアごとに4基ずつ配置する。

■計画概要
所在地:大阪市西淀川区佃六丁目200番1(地番)
敷地面積:1万8000平方メートル
延床面積:3万8500平方メートル
構造:S造、地上4階建て
設計監理監修:三菱地所設計
設計・施工:鴻池組
着工:2017年7月24日
竣工:2018年9月