ロジスティクスハマキョウレックスが27日発表した第1四半期(4-6月期)決算は、物流センター事業が増収減益となったものの貨物自動車運送事業が減収増益となり、全体では増収増益を確保した。
物流センター事業は、物流センター運営の充実と前連結会計年度までに受託したセンターが順次業績に寄与したものの、事業の選択と集中を図り、既存荷主の見直しを行ったことにより1.4%の減収。通期では増収の見通し。営業利益は前期稼働センターの庫内改善が順調に進んだことで10.3%増加した。
新規受託は4社の物流を受託。稼働状況は、前期受託した3社を含めた7社のうち4社稼働している。残りの3社は8月以降の稼働を目指し準備を進めている。物流センターの総数は、前会計年度末比4センター増の99センターとなった。
貨物自動車運送事業は既存顧客の物量増加と、前連結会計年度に連結子会社を取得したことで3.7%の増収。営業利益は燃料単価上昇による燃料費の増加と外注費の増加により、4.5%の減益。
今後は、特別積合事業で収益確保に向けリストアップした対象先に運賃値上げの交渉を実施したほか、7月から愛知県豊橋市で3か所目となる、同業他社との施設の共同利用・配送を新たに開始し、収益性の向上を図る。
■2018年3月期第1四半期連結決算(単位:百万円)
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
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売上高 | 24,948 | 1.1% | |
営業利益 | 2,073 | 5.0% | 8.3% |
経常利益 | 2,205 | 6.3% | 8.8% |
当期利益 | 1,299 | 9.6% | 5.2% |