財務・人事ハマキョウレックスが25日発表した、2019年3月期中間決算(4-9月)は、物流センター事業が好調だったほか、運賃値上げ効果で貨物自動車運送事業も前年を上回り、増収増益となった。
物流センター事業は、売上高が272億5600万円で8.3%増、セグメント利益が29億7000万円で9.9%増加した。物流センター運営の充実と前連結会計年度までに受託したセンターが順次業績に寄与したことで好調に推移した。
新規受託については8社の物流を受託しており、稼働状況は8社のうち5社稼働している。残りの3社は11月以降の稼働を目指し準備を進めていく。物流センターの総数は105センターで、前連結会計年度末と比べて2センター増加した。
貨物自動車運送事業は、売上高が264億500万円(5.4%増)、セグメント利益が15億3200万円(9.4%増)となった。前連結会計年度から実施した運賃値上交渉による増加と、同業他社との施設の共同利用や共同輸送による取引の増加が寄与して増収。燃料単価上昇による燃料費増加の影響はあったものの、運賃値上による売上増により増益となった。
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
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売上高 | 53,662 | 6.9% | |
営業利益 | 4,506 | 9.8% | 8.4% |
経常利益 | 4,725 | 8.1% | 8.8% |
四半期純利益 | 2,834 | 12.4% | 5.3% |