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西濃運輸、東京→九州向け輸送再編で物効法認定

2017年8月8日 (火)

▲今回の運用のため新たに購入したトラックとコンテナ

ロジスティクス西濃運輸は8日、東京方面から九州方面へ10トントラックで行っていた事業所間輸送を組み換え、大阪貨物ターミナル駅までトラック輸送し、その後は日本貨物鉄道(JR貨物)と連携して貨物列車で輸送する取り組みを開始すると発表した。5月からの準備期間を経て実施すもので、国土交通省から物流総合効率化法(物効法)に基づく総合効率化計画の認定も受けた。

今回の取り組みは東京・大阪間の上下の幹線輸送でトラックの荷量に不均衡が生じていたため、積載に余裕がある下り便(関西方面行き)の効率を上げようと6台の大型トラックを九州向けの鉄道コンテナ搭載車両に変更し、大阪地区で鉄道輸送につなぐことで、積載向上を図ることにした。

この取り組みで同社はドライバーの労働時間を33%削減するほか、CO2の排出量を26%削減、トラックによる輸送量をトンキロベースで36%削減することを目指す。