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年400万トン生産の豪炭鉱で断続スト、生産に影響も

2017年9月6日 (水)

荷主三井松島産業は5日、傘下の三井松島オーストラリア社が大手資源会社グレンコア社と共同操業している豪州リデル炭鉱でストライキが発生し、石炭生産に影響が出ていることを明らかにした。

同炭鉱はグレンコア社が67.5%、三井松島オーストラリア社が32.5%の権益を持つジョイントベンチャー。

ストライキは6月に発生し、その後も断続的に行われていることで、石炭の生産に影響が生じている。操業は継続しており、同社は「影響を最小限に」抑えるよう務めている。

三井松島オーストラリア社は三井松島産業が1990年に設立した初の海外法人。リデル炭鉱では年間400万トンの石炭を生産し、ニューカッスル港から海外へ出荷している。