3月の主要ドライ貨物動向、鋼材輸出9.5％減少

調査・データ日本海事センターは17日、3月の主要ドライバルク貨物の荷動き状況をまとめ、公表した。3月の国内輸入は鉄鉱石が前年同月実績を5.3％下っ回た。オーストラリアが6.8％減少したほか、ブラジルが12.3％減となった。粗鋼生産は1.8％増。

石炭は1.8％減。オーストラリアが2.6％減少、インドネシアが17.2％減。原料炭は13.8％減、燃料炭が1.7％減少、鋼材輸出は9.5％減。米国38％増となったものの、韓国17％減、中国3％減、タイ2.6％減。

一方、中国では、鉄鉱石輸入が11.4％増。オーストラリアが7.5％増、ブラジル86％増。石炭輸入は12.2％増で8か月連続の増加。インドネシアが29％増、オーストラリアが15.7％増。同国発の鋼材輸出量は24.2％減と8か月連続で減少した。