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佐川が愛媛県で貨客混載、自転車旅に手ぶらサービス

2017年9月8日 (金)

ロジスティクス佐川急便は8日、愛媛県初の貨客混載事業として、自転車で巡る観光客を対象とした手ぶら観光サービス「バスパ」を伊予鉄道、宇和島自動車、瀬戸内運輸の路線バス会社3社と共同で開始した。

同県を訪れる観光客は年々増加し、中でもしまなみ海道を使用して県内を周遊する「サイクリスト」が増えている。佐川急便は県内の旅客事業者と協力することで、コインロッカーを探す手間や大きな手荷物の持ち運びによる不便さを解消し、観光客の誘客や広域観光の促進に取り組む。

同社は2015年5月から尾道-今治間で手荷物輸送を行う「しまなみ海道手ぶらサイクリング」を、松山空港-松山市内間の手荷物輸送を16年8月から提供してきた。

これらに加え、新たに「バスパ」では、しまなみ海道を利用して今治に来たサイクリストが愛媛県内各地に向かう際や逆ルート、松山市・八幡浜市・宇和島市・今治市間の観光者に対する手荷物を輸送し、預かった手荷物は路線バスの荷室に積み込み、各社の車庫で佐川急便のドライバーが手荷物を受け取った後にホテルなどの宿泊先に配達する。

▲ サービスの流れ

受付時間は朝10時までとし、宿泊ホテルには18時までに配送。松山市、八幡浜市、宇和島市、今治市内の提携ホテル82か所、松山空港内佐川急便宅配カウンターで受け付ける。利用料金は「飛脚ジャストタイム便」の料金と同額とする。