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住友電工、中国の低炭素都市開発事業に参画へ

2012年4月5日 (木)

話題住友電気工業は5日、中国の中節能実業発展有限公司(中節能実業)との間で、中国で低炭素都市開発事業を手掛ける合弁会社の設立に向け、協議を開始すると発表した。

 

中国で多くの低炭素都市開発が計画され、今後も加速するとみられていることから、中節能実業が開発する工業団地を中心に再生可能エネルギー、地域エネルギーマネジメントシステム、ITSの3分野で協業を進めることに基本合意したもの。

 

1年後をメドに、これら3分野での提案や販売を行う合弁会社を設立する。

 

中節能実業は、中国国有企業で唯一、省エネ・環境保護事業を行う中国節能環保集団公司の子会社で、華東地区を中心に各都市で低炭素ビルの建築、低炭素工業団地などの開発を手掛けている。

 

住友電工は、蓄電池やパワーコンディショナーなどのスマートグリッド関連製品の開発、事業化や、ITS(高度道路交通システム)関連製品の海外市場への展開検討を進めていた。