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7月の主要ドライ貨物、鋼材輸出6か月連続減

2017年9月20日 (水)

調査・データ日本海事センターは20日、7月の主要ドライバルク貨物の荷動き状況をまとめ、公表した。7月の国内輸入は鉄鉱石が前年同月実績を4.3%下回ったほか、仕出地別ではオーストラリアが9.9%減、ブラジルが6.7%減となった。粗鋼生産は4.3%減少。

石炭輸入は3.7%増加した。原料炭が7.4%減、燃料炭が13.6%増となった。仕出地別ではオーストラリアが7.2%減、インドネシアが36.6%増、カナダ22.2%減、ロシア14.2%増。鋼材輸出は17.2%減で、6か月連続の減少となった。

一方、中国では鉄鉱石輸入が2.4%減少した。仕出地別ではオーストラリアが3.3%増、ブラジル11.6%減、南アフリカ19.1%減。石炭輸入は8.3%減となった。仕出地別ではインドネシアが6.2%減、オーストラリアが4.3%増、ロシア0.5%増、モンゴル31.5%増。鋼材輸出量は32.4%減と12か月連続で減少した。