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17年11月の主要ドライ貨物、鋼材輸出4.5%増

2018年1月18日 (木)

調査・データ日本海事センターは18日、主要ドライバルク貨物の昨年11月の荷動き状況をまとめ、公表した。同月は鉄鉱石の国内輸入が前年同月実績を4.5%上回った。仕出地別ではオーストラリアが4.1%増、ブラジルが1.1%増。粗鋼生産は1%増加した。

石炭輸入は1.9%減少。原料炭が9.9%増えたが、燃料炭が6.4%減少した。仕出地別ではオーストラリアが11%減、インドネシア3.1%減、カナダ3.4%増、ロシア6.1%減。鋼材輸出は2.1%減で、10か月連続の減少となった。

一方、中国では鉄鉱石輸入が2.8%増加した。仕出地別ではオーストラリアが5.4%増、ブラジル2.7%減、南アフリカ6.8%増。石炭輸入は18.2%減となった。仕出地別ではインドネシアが22.2%減、オーストラリアが0.3%減、ロシア24.8%増、モンゴル15.9%減。鋼材輸出量は34.1%減と16か月連続で減少した。