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大和ハウス、静岡県にマルチ型物流施設竣工、満室稼働

2017年9月20日 (水)
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拠点・施設大和ハウス工業は20日、静岡県富士市で同県初のマルチテナント型物流施設「DPL新富士」を竣工し、10月1日から本格稼働に入ると発表した。

DPL新富士はテナント企業が複数入居可能な大型物流施設で、交通アクセス・BCP対策に優れた好立地と地域の特性を活かしたデザイン、1.2MWの太陽光発電システムが特徴。

最大5社のテナント企業が入居できる設計としたが、すでに製造業と物流企業など3社が入居することになっており、これらのテナントで満室稼働となる。

現地は新東名高速道路新富士インターチェンジ(IC)から0.8キロと近く、関東・中部だけでなく関西、北陸、中部横断自動車道経由で信越地方へアクセスしやすい。国際拠点港湾の清水港までは36キロで、陸海の輸送を選択できるロケーションとなっている。

海抜130メートル以上に建設されているため、災害発生時の早期の事業復旧や再稼働に有利なBCP拠点として運用することができる。

建物は、富士山麓特産の自然素材をデザインに活用。富士山の溶岩を外構の植栽に再利用するとともに、富士山麓のブランド木「富士ひのき」を物流施設内の事務所エントランスに採用。富士市の特性を活かしたデザインとした。また、傾斜のある敷地形状を利用して、1・2階ともに直接トラックが乗り入れできる設計としている。

■建物の概要
名称:「DPL新富士」
所在地:静岡県富士市厚原字込野1652-11ほか
敷地面積:2万8216.80平方メートル(8535.58坪)
延床面積:3万14.16平方メートル(9079.28坪)
構造・規模:鉄骨造・地上2階建て
設計・施工:大和ハウス工業
着工日:2016年8月1日
竣工:2017年9月20日
稼働:2017年10月1日