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ヤマト、奈良県天川・奥宇陀地区で「客貨混載」

2017年9月25日 (月)

ロジスティクスヤマト運輸は25日、奈良県天川地区と奥宇陀地区で10月1日から半年間、路線バスとコミュニティバスを利用した宅配便輸送「客貨混載」の社会実験を行う、と発表した。

奈良県、宇陀地域公共交通活性化協議会、奈良交通と共同で、過疎化や高齢化が進む中山間地域を走るバスの生産性向上、物流効率化による地域住民の生活サービス向上を目的に、奈良県で初めて貨客混載を実施する。

ヤマト運輸による旅客・貨物混載輸送の取り組みは、岩手県(2015年6月)、宮崎県(15年10月)、北海道(16年9月)、熊本県(16年10月)、兵庫県(17年6月)に続き、6道県目となる。

天川地区では、10月2日から18年3月30日の平日、大淀バスセンター(14時9分発)と天川川合バス停(15時14分着)の奈良交通洞川線で実施。ヤマト運輸のセールスドライバーが奈良交通吉野支社で路線バスの車内に宅急便を積み込み、天川川合バス停で担当セールスドライバーに引き渡す。

奥宇陀地区では、10月1日から宇陀地域協議会が奈良交通に委託して運航を開始する「奥宇陀わくわくバス」の榛原駅(13時58分発)と掛西口バス停(14時47分着)を結ぶ路線で、18年3月31日まで行う。