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AIT中間決算、大口取引伸ばし売上17.7%増

2017年10月6日 (金)

ロジスティクスエーアイテイー(AIT)が6日発表した中間決算(2018年2月期)は、大口顧客を中心に国際貨物輸送の取扱高を伸ばしたことで売り上げを17.7%拡大(前年同期比)した。

大口顧客向け取引は売上総利益率が比較的低く、海外から日本への輸入海上運賃の値上げで仕入コストも増加したことから売上総利益率が低下したものの、販管費の抑制などに取り組み、営業利益は10.3%増を確保した。

日本セグメントは特に輸入海上貨物の取り扱い、通関の受注が堅調に推移し、海上輸送の取り扱いコンテナ本数は輸入で9万7991TEU(16.9%増)、輸出入合わせて10万2234TEU(16.9%増)、通関受注件数は4万3240件(25.2%増)と前年同期を大幅に上回った。

中国セグメントは日本向け貨物が増加し、中国国内の通関、配送など輸送関連収益が増えたことで、8.2%の増収。利益は59.2%増と大幅に伸ばした。

■2018年2月期第2四半期決算

 累計(百万円)前年同期比対売上高営業利益率
売上高11,93117.7%
営業利益70610.3%5.9%
経常利益7649.7%6.4%
純利益5169.9%4.3%