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ZMP、六本木ヒルズで宅配自動走行ロボ実験

2017年10月9日 (月)

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話題ZMPは8日、森ビルと共同で国内初の自動走行宅配ロボット「CarriRo Delivery」(キャリロデリバリー)の実証実験を開始した。

キャリロデリバリーは宅配ボックスを搭載した自動走行ロボットで、レーザーセンサーとカメラで周囲環境を360度認識しながら最大時速6キロで走行し、荷物を目的地へ届ける。遠隔監視を行いながら運用し、必要に応じて遠隔操作も可能となっている。

森ビルでは、業務効率化や利便性向上のため新たな配達サービスの導入を検討しており、都市機能が高度に複合したコンパクトシティで、垂直移動から平面移動まで、多様な物流形態を想定した実験が可能な六本木ヒルズを舞台として、実際の街で技術面やサービス面の検証を実施。

キャリロデリバリーを使用し、六本木ヒルズ内の物流センターや店舗などから森タワー内オフィスに、エレベータを使用して書類などの荷物を配達する実験を行った。

今後は、物流センターからテレビ朝日の社屋などの六本木ヒルズ内施設に荷物を運搬する実験を開始。将来的には、オフィスワーカーへのコーヒーデリバリーや居住者への荷物の配達など、「サービス利便性向上とともに、物流のラストワンマイル問題の解決を目指す」としている。