ZMP、宅配ロボット｢キャリロ｣の実証実験パートナー募集

▲CarriRo Delivery

ロジスティクスZMP（東京都文京区）は18日、マンション向け宅配ロボット「CarriRo Express」（キャリロエクスプレス）と、歩道を自動走行する「CarriRo Delivery」（キャリロデリバリー）の実証実験パートナーを同日から募集すると発表した。

ZMPは、2014年に物流支援ロボット「CarriRo」（キャリロ）の開発に着手、昨年から出荷を開始しているが、今回実証実験を開始するキャリロエクスプレスは、荷台部に宅配ボックスを搭載して自動走行し、周囲の環境を認識しながらマンションなどの施設内を走行して荷物を各戸へ届けるロボット。

▲CarriRo Express利用イメージ（出所：以下、ZMP）

現在、実証実験用ロボットで機能検証し、複数のロボットをトラックへ積み込みマンションの入り口まで輸送、マンションの入り口から各戸へ自動配送を行うことを目指し、宅配会社、運送会社、物流会社などと実証実験を行い、サービス開始に向けた課題の抽出や有効性について検証を行う。

キャリロデリバリーは荷台部に宅配ボックスを搭載し、屋外を自動で走行するもので、周囲の環境を認識しながら歩道を走行し、荷物を目的地へ届けることを目指し、現在、実証実験用ロボットによる機能を検証している。

▲CarriRo Delivery利用イメージ

スーパー、コンビニエンスストア、ドラッグストア、クリーニング、寿司・ハンバーガー・ピザなどのフードデリバリーなど、配達員の人手不足で課題を抱える事業者とともに実証実験を行い、サービス開始に向けた課題の抽出や有効性について検証する。

両製品とも、実証実験用ロボットの台数の都合上、1業種につき1社との実証実験を想定している。

■問い合わせ先
ZMP
新規事業企画部
TEL：03-5802-6901

■宅配ロボット「CarriRo Express」利用イメージ
http://www.zmp.co.jp/products/carriro-express

■宅配ロボット「CarriRo Delivery」利用イメージ
http://www.zmp.co.jp/products/carriro-delivery