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商船三井、AI活用し実海域の船速と燃料消費量検証

2017年11月1日 (水)

ロジスティクス商船三井は1日、富士通研究所、東京海洋大学と共同で富士通のAI技術を用いた船舶の性能推定技術の精度検証を実施した、と発表した。

商船三井が進める「AI技術の有効性を見極める」取り組みの一環として、この技術を用いて実海域で船舶の性能推定技術の精度を検証することにより、将来的な燃料消費量を減らし、環境負荷の低減を目指す。

検証は、商船三井の運航船から収集した実海域の運航データを富士通研究所に提供し、そのデータを富士通研究所と東京海洋大学が共同開発した機械学習手法を用いて行った。この結果、船速は誤差1.4%、燃料消費量は誤差0.8%の精度で推定できたという。