国際日立製作所は17日、顧客需要の変動に対してグローバルで需給調整が可能となるクラウドサービス「サプライチェーンプランニングサービスSCPLAN」の提供を19日から開始すると発表した。
サプライチェーンマネジメント(SCM)の実現や最適化を支援するソフトウェア「SCPLAN」(エスシープラン)のラインアップに、クラウドコンピューティング(SaaS)の形態で提供するサービスを追加したもの。
日本語・英語・中国語に標準で対応し、国内外の拠点で同じデータを活用し、顧客需要の変動に応じてグローバルで需給調整が容易に行うことができる。19日から製造・流通業向けに提供を開始する。
SaaS形態としたことで、国内外の拠点でWebブラウザで操作できるようになった。また、SCPLANをベースとしているため、日次の計画立案を高速シミュレーションでリアルタイムに確認できるほか、正確な需給の状況把握や生産計画での意思決定を支援し、計画サイクルやリードタイムの短縮などを図ることができる。
日立では、グローバルにサプライチェーンを展開する製造・流通業に向けて拡販し、段階的に適用業種・業務を拡大。3年間で累計50サイトの導入を目指す。利用料金は月額50万円(税別)から。
■詳細は下記URLを参照。
http://www.twx-21.hitachi.ne.jp/contents/partners/SCPLAN/index.html