ロジスティクスSBSホールディングス傘下のSBSゼンツウ(埼玉県戸田市)は24日、埼玉県戸田市のあいパル上戸田地域交流センターで「第2回改善事例発表会」を開催したと発表した。
SBSゼンツウは、4温度帯の食品宅配を担当する生活物流部門で物流品質の向上を目指し、全国60の全営業所で改善活動に取り組んおり、昨年からその活動成果や優れたノウハウの共有を目的に改善事例発表会を開催している。
ことしで2回目となる発表会では、昨年から2チーム多い10チームが予選会を勝ち抜いて出場。それぞれのチームが12分間の持ち時間のなかで、営業所の紹介から問題点の洗い出し、課題設定、改善プロセスと実施結果、評価までプレゼンテーションを行った。
採点は「発表」「資料の完成度」「発想・行動力」「改善効果」から6つの審査項目を設け、10人の審査員による投票方式で行った。審査の結果、「ステークホルダーを幅広く巻き込みながら3種類の改善活動を推進した」として「パル宅配、江東営業所」が優勝。優勝した江東営業所の下平佑樹所長は「改善活動は、指示ではなく乗務員一人ひとりが主体的に取り組むことが大切。メンバー全員に感謝したい」とコメントした。