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アスクル、2030年まで配送車両100%EV化へ

2017年11月29日 (水)
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話題アスクルは29日、「アスクル環境フォーラム2017」を28日に開催し、サプライチェーン全体でのCO2削減を目指す「2030年CO2ゼロチャレンジ」への取り組みを進めるため、日本で初となる「RE100」と「EV100」の2つの国際ビジネスイニシアチブへ加盟すると発表した。

RE100は、事業運営を100%再生可能エネルギーで調達することを目標に掲げる企業が参加する国際ビジネスイニシアチブ。アスクルでは、RE100加盟に際し、2025年までに本社・物流センターでの再生エネルギー利用率を100%にすること、2030年までに子会社を含めたグループ全体での再生エネルギー利用率を100%にすることの目標達成を宣言した。

(出所:アスクル)

EV100は、事業運営に関係する車輌をすべて電気自動車に転換することを目標に掲げる企業が参加する国際ビジネスイニシアチブ。

従来からアスクルでは環境に配慮した配送網の構築を進めており、東名阪中心部の自転車での配送を行うグループ企業、エコ配による配送などに取り組んできた。アスクルはこの取り組みをさらに進め、物流センターの運営や配送を担うグループ企業アスクルロジストが所有・リースにより使用する配送車両について、2030年までに100%EV化することに取り組む。

RE100とEV100とも、英国の非営利組織クライメイト・グループが主催するビジネスイニシアチブで、2014年にはじまったRE100は、現在世界の環境先進企業117社が加盟しており、日本国内企業による加盟は今回3社目になる。また、EV100は2017年にはじまったもので現在世界で15社が加盟、日本国内企業による加盟は2社目となる。