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JR貨物3月、震災の反動で全品目増加

2012年4月19日 (木)

ロジスティクス日本貨物鉄道(JR貨物)が19日発表した3月分の輸送動向によると、函館線で発生した旅客列車の脱輪事故に伴い輸送障害が発生し、月全体で高速貨57本が運休した。津波被害で営業を停止していた仙台臨海鉄道仙台港駅が3月19日にコンテナの取り扱いを再開した。

 

荷動きは、震災による生産減が続いているものの、下旬にかけて引越し荷物の年度末需要の盛り上がりがあったことから、例年に比べて堅調に推移した。

 

コンテナ貨物は、昨年の震災による大幅減からの反動で全品目が実績を上回り、全体では39.1%増となった。車扱貨物はセメント・石灰石などが前年を下回ったものの、石油などが大きく上回ったことから、全体では10.9%の増加となった。