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4月のJR貨物荷動き、駆け込み需要の反動吸収

2014年5月15日 (木)

調査・データ日本貨物鉄道(JR貨物)が14日発表した4月の輸送動向によると、荷動きは消費税増税前の需要急増の反動があったものの、景気回復や円安で国内生産が堅調に推移し、月全体では前年を上回った。

コンテナ貨物は、自動車部品が消費税増税による販売の減、現地調達化の進展で前年を下回ったが、円安の影響で国内供給が増加した紙・パルプ、積合せ貨物などが順調で増加。コンテナ貨物全体では3.8%増となった。車扱貨物は、石油が消費税増税前の前倒し出荷が旺盛となった反動で減送となり、7.7%減となった。

3月31日に発生した低気圧の接近に伴う強風で運転規制を行った影響により、高速貨3本、専貨1本が運休となった。