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三菱総研、「スマート・ロジスティクス研究会」発足

2010年8月19日 (木)

話題三菱総合研究所は、荷主企業の戦略を支援するために最新技術を活用して物流情報伝達の円滑化、情報管理・分析の高度化を図る「スマート・ロジスティクス」を研究するため、スマート・ロジスティクス研究会を立ち上げる。

 

発足に際し、25日に同研究所で東京海洋大学副学長の苦瀬博仁教授を招き、「スマート・ロジスティクス」セミナー兼説明会を開催する。

三菱総研ではスマート・ロジスティクスについて「荷主企業や物流企業が1社単独では構築できないSCM全体を包含するような物流マネジメント技術」と説明している。

 

研究会は、将来の物流像をもとに問題点・課題、ニーズなどの検討を行ない、その中でスマート・ロジスティクスの役割、実現に向けた要素技術・統合技術を検討して解決方策をまとめ、国などの関係機関に提言することを目的として活動する。

 

具体的には、今回のセミナーを皮切りに、「環境問題の解決策としてのスマート・ロジスティクスの在り方」「欧州や東アジアにおけるスマート・ロジスティクスの現状と課題の把握」「都市内物流の円滑化・高度化に向けた課題の把握」をテーマに研究会を開催し、2011年6、7月をめどに取りまとめを行う。

 

会の運営は研究参加者からの参加費用をファンドとして研究成果を共有するプロジェクト方式で行う。初回のセミナーは無料だが、研究会への参加は1社につき10万円(税別)。

 

■セミナーの詳細は下記URLを参照。
http://www.mri.co.jp/NEWS/seminar/mri/2010/2020960_1516.html