リアルタイムに納品管理、配送業務支援システム

サービス・商品デリバリーサポートシステム（東京都北区）は27日、リネンサプライヤーとクライアント、配送業をつなぐロジスティクスクラウドシステム「デリサポ」のアルファ版が完成し、限定テスト導入を開始したと発表した。

初期導入先としてリネンサプライヤー向けに開発。病院やホテルにシーツやタオルを届けるリネンサプライヤーが物品配送業務時に使用している手書きの伝票は、運送者が手書きで伝票を記入しそれを持ち帰り事務員が入力するという過程があり、ヒューマンエラーの要因となっている。

デリサポの開発により、納品時に電子サインでリアルタイムの納品管理ができるようになるため、ペーパレス化を実現するとともに、オンライン処理により直接納品確認が可能になる。今後サプライヤー全体の伝票や金融処理の電子化促進と併せて、配送ルートの確認も整理ができるため、運送業務自体の効率化につなげる。また、サプライヤの在庫管理もこのクラウドシステム上で行うことができるよう開発を進める。

（出所：デリバリーサポートシステム）