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ナビタイム、IP通信用いリアルタイム動態管理

2017年8月23日 (水)

サービス・商品ナビタイムジャパン(東京都港区)は23日、無線通信機器製造のアイコムと共同で、10月2日からアイコムのIPトランシーバーによる動態管理サービスを提供開始すると発表した。

このサービスでは、IPトランシーバーで取得したGPS情報や無線機の状態(電源ON・OFFや電波強度)などを、IP無線の通信網を利用してクラウドに集約することで、リアルタイムの位置情報や作業者のステータス、移動履歴をPCやスマートフォンのウェブサイト上で確認できるもの。

管理者は、IPトランシーバー利用者の位置やステータスなどを1つの画面上で把握できるほか、利用者同士で互いの位置やステータスをスマートフォン上でも知ることができるため、「作業のヘルプに行く」「手の空いているドライバーにヘルプを頼む」といったことが可能になる。

動態管理だけでなく、例えば路線バスにIPトランシーバーを搭載し、バス利用者にバスの現在地を知らせるなど、新たなサービス提供もできる。

今後は、IPトランシーバー利用者のいる場所までのナビゲーションなど移動に関するサポート機能や、IPトランシーバーならではの各種車載ハードウェア機器との有線接続による連携機能などのサービス拡張を検討する。

また、提供開始に先立ち、29日・30日に開催される「ロジスティクスソリューションフェア2017」のナビタイムジャパンブースで同サービスを初展示する。ブースでは実際にどうサービスが動くのかを、実機とPC・スマートフォンで閲覧できる。