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トヨタ、物流・移動・物販など多用途対応の次世代EV発表

2018年1月9日 (火)

(以下画像・動画の出所:トヨタ自動車)

空白

話題トヨタ自動車は9日、米ラスベガスで12日までの日程で開幕した見本市「2018インターナショナルCES(コンシューマーエレクトロニクスショー)」に人の移動、物流、物販などの多様なサービスに対応することを想定した新たなモビリティサービス専用の次世代電気自動車「e-Palette Concept」(イーパレットコンセプト)を出展した。

同社は「より実用性の高い車両仕様の検討や、e-Palette Conceptを活用した新たなモビリティサービスを実現するモビリティサービスプラットフォーム(MSPF)の構築」を進めるため、初期パートナーとしてAmazon.com、Didi Chuxing、ピザハット、ウーバーテクノロジーズ、マツダとアライアンスを組み、サービスの企画段階から参画してもらう。

今後は実験車両による実証事業を共同で進め、2020年代前半に米国などでサービス実証を目指す。また20年には、一部機能を搭載した車両で東京オリンピック・パラリンピックのモビリティとしての利用を想定する。

将来的には、複数のサービス事業者が1台の車両を相互に利用し、複数のサイズバリエーションを持つ車両で効率的な一貫輸送システムとして、サービスの最適化を目指す。

同社の豊田章男社長は「自動車産業は今、電動化、コネクティッド、自動運転などの著しい技術の進歩により、100年に一度の大変革の時代を迎えている。トヨタは、もっといいクルマをつくりたい、すべての人が自由に楽しく移動できるモビリティ社会を実現したいという志を持っている。今回の発表は、これまでのクルマの概念を超えて、顧客にサービスを含めた新たな価値が提供できる未来のモビリティ社会の実現に向けた、大きな一歩だと考えている」と述べた。

■オープニング映像

■基本機能説明映像