ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

サイクルタイム10%短縮

トヨタ、10年ぶりユニット式パレット自動倉庫刷新

2018年1月18日 (木)
空白

サービス・商品豊田自動織機のトヨタL&Fカンパニーは18日、ユニット式パレット用自動倉庫「ラックソーターP」を全面刷新し、全国40社のトヨタL&F取扱店で販売を開始した。

ラックソーターPは1992年に発売、安全性や安定稼動をサポートする予防保全・異常時早期復旧などの機能を評価されているが、EC市場の拡大に伴う大型物流倉庫の新設や、労働者不足といった環境変化を背景に、物流現場の効率化や自動化を実現するソリューションの需要が高まっていることを受け、10年ぶりにフルモデルチェンジした。

新型は新たに「制振制御機能」を搭載。クレーン走行でのマストの揺れを軽減することで、停止するまでの待ち時間を大幅に短縮し、サイクルタイムを10%高めた。また、クレーンの減速・下降時に発生する運動エネルギーを回生電力として走行モーターで再利用する技術も新たに採用し、エネルギー効率を10%向上させた。

■仕様

型式最大荷重 (kg)ラック全高 (mm)価格
5 ASP 61,0002,000~6,000オープン価格
5 ASP 9~ 9,000クレーン本体に、ラック・施工費などを加えた
5 ASP 12~12,000システム一式で販売
5 ASP 15~15,000
5 ASP 6-151,5002,500~6,000
5 ASP 9-15~ 9,000
5 ASP 12-15~12,000
5 ASP 15-15~15,000
5 ASP 6-202,0002,500~6,000
5 ASP 9-20~ 9,000
5 ASP 12-20~12,000
5 ASP 15-20~15,000