サービス・商品豊田自動織機のトヨタL&Fカンパニーは18日、ユニット式パレット用自動倉庫「ラックソーターP」を全面刷新し、全国40社のトヨタL&F取扱店で販売を開始した。
ラックソーターPは1992年に発売、安全性や安定稼動をサポートする予防保全・異常時早期復旧などの機能を評価されているが、EC市場の拡大に伴う大型物流倉庫の新設や、労働者不足といった環境変化を背景に、物流現場の効率化や自動化を実現するソリューションの需要が高まっていることを受け、10年ぶりにフルモデルチェンジした。
新型は新たに「制振制御機能」を搭載。クレーン走行でのマストの揺れを軽減することで、停止するまでの待ち時間を大幅に短縮し、サイクルタイムを10%高めた。また、クレーンの減速・下降時に発生する運動エネルギーを回生電力として走行モーターで再利用する技術も新たに採用し、エネルギー効率を10%向上させた。
■仕様
型式 最大荷重 (kg) ラック全高 (mm) 価格
5 ASP 6 1,000 2,000~6,000 オープン価格
5 ASP 9 ~ 9,000 クレーン本体に、ラック・施工費などを加えた
5 ASP 12 ~12,000 システム一式で販売
5 ASP 15 ~15,000
5 ASP 6-15 1,500 2,500~6,000
5 ASP 9-15 ~ 9,000
5 ASP 12-15 ~12,000
5 ASP 15-15 ~15,000
5 ASP 6-20 2,000 2,500~6,000
5 ASP 9-20 ~ 9,000
5 ASP 12-20 ~12,000
5 ASP 15-20 ~15,000