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大阪港の総取扱貨物量2.8%増

2018年1月30日 (火)

調査・データ大阪市は30日、大阪港の昨年7月の港湾統計月報を公表した。総取扱貨物量は717万トンで前年同月に比べて2.8%増加した。このうち外貿貨物は304万トン(5.1%増)と5か月連続の増加、内貿貨物は413万トン(1.2%増)と22か月連続の増加となった。

入港隻数は2043隻(2.8%増)、総トン数は989万総トン(2.2%増)で、このうち外航フルコンテナ船は289隻(2.4%増)、内航フェリー船は158隻(1.9%減)。

外貿貨物のうち、輸出は81万トン(3.1%増)となり、金属くず(23%減)や非鉄金属(27.9%減)は減少したものの、オランダやフランスの取り扱いが増加したその他石油製品(141.2%増)や、米国、シンガポール、ベトナムの取り扱いが増加した産業機械(5.%)などの増により、2ヶ月ぶりの増加となった。

輸入は222万トン(5.8%増)となり、中国や韓国の取扱いが増加した鋼材(同7.1%増)や、ベトナムや中国の取扱いが増加した家具装備品(19.4%増)などの増により5か月連続の増加となった。

外貿コンテナ貨物については、輸出が68万トン(4.8%ント増)と2か月連続の増加、輸入が198万トン(6%増)と5か月連続の増加となり、月間取扱量は266万トン(5.%増)であった。コンテナ個数は、輸出が7万8千TEU(同3.4パーセント増)、輸入が9万5千TEU(同6.8パーセント増)で月間取扱個数は17万TEU(同5.2パーセント増)となり、5ヵ月連続の増加となった。

内貿貨物は、移出が177万トン(1.8%増)と3か月連続の増加、移入が236万トン(0.8%増)と22か月連続の増加となった。

内貿フェリー貨物は264万トン(0.8%増)でかヶ月連続の増加となり、内航フェリーの乗降人員は8万1000人(5.6%増)だった。