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大阪港、5月の総取扱貨物量が7.5%増加

2016年9月12日 (月)

調査・データ大阪市は12日、5月の大阪港の港湾統計月報を公表した。総取扱貨物量は667万トン(前年同月比7.5%増)で、このうち外貿貨物は277万トン(2%増)と2か月ぶりの増加、内貿貨物は390万トン(11.8%増)と8か月連続の増加となった。

入港隻数は1865隻(4.3%増)、総トン数は890万総トン(1.3%増)で、このうち外航フルコンテナ船は285隻(1.8%増)、内航フェリー船は161隻(前年並み)。

外貿貨物のうち、輸出は78万トン(4.7%減)となり、再利用資材(1.2%増)や非鉄金属(8.9%増)は増加したものの、台湾、中国、ベトナムの取扱いが減少した鋼材(6.4%減)や中国の取扱いが減少した金属くず(13%減)、台湾、中国(香港)、韓国の取扱いが減少した染料・塗料・合成樹脂・「その他化学工業品」(1.8%減)などの減少で、3か月連続でマイナスとなった。

輸入は、200万トン (4.8%増)。中国の取扱いが増加した衣服・身廻品・はきもの(7.2%増)や中国、タイの取扱いが増加した染料・塗料・合成樹脂・その他化学工業品(14%増)、中国の取扱いが増加した電気機械(8.1%増)などが伸び2か月ぶりに増加した。

外貿コン テナ貨物は、輸出が64万トン(1.4%減)と2か月ぶりの減少、輸入が184万トン(7.1%増)と2か月ぶりの増加となり、月間取扱量は248万 トン(4.8%増)だった。コンテナ個数は輸出が7万4000TEU(3%増)、輸入が8万8000TEU(6.6%増)で月間取扱個数は16万2000TEU(4.9%増)となり、3か月連続の増加となった。

内貿貨物は、移出が170万トン(15.1%増)と4か月連続の増加、移入が219万トン(9.4%増)で8か月連続の増加。

フェリー貨物は255万トン(8.6%増)で5か月連続の増加となり、乗降人員は7万6000人(1.4%減)となった。