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日本ペイントが塗料価格と運賃値上げ、21日から

2018年2月6日 (火)

荷主日本ペイントは5日、原油価格が急騰していることを受け、同社が基礎原料としている国産ナフサ(粗製ガソリン)などの価格や運送価格が上昇しているため、21日から運賃を引き上げるとともに、4月1日以降の製品価格を改定すると発表した。

運送価格の上昇に対し、これまでは経費削減などで対応してきたが、「上昇分を吸収できる環境になく、製品や運賃の価格を改定せざるを得ない状況」になったと判断。

建築・重防食・自動車補修用に使われる汎用塗料、工業用塗料、シンナーの製品価格と運賃を値上げすることにした。

値上げ幅は製品価格が溶剤系塗料8%、粉体・水系塗料5%、シンナー10%、運賃は同社流通センターから発送する場合、石油缶(10-50キロ未満)で1個につき30円、中小缶(0.5-6キロ未満)は10-20円それぞれ引き上げる。その他の容器サイズも運賃改定する。改定時期はいずれも前日15時以降の注文から適用する。