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upr調べ

運輸・運送業の半数が「身体の不安なければ長く働く」

2018年2月7日 (水)

調査・データパレット・物流機器レンタルのユーピーアール(upr、東京都千代田区)は7日運輸、製造、建築業などの「重労働を伴う職業」に就く男女468人を対象に、「働き方」に関する意識調査を昨年12月に実施したと発表した。

調査は12月20日と21日に、製造、運輸、運送、設備、加工、建築業で働く男女20代以上468人を対象に、職場への満足度や改善要望、将来への不安・期待などのウェブアンケートを実施した。

▲年代別「今の職場で働くにあたっての将来の不安」(以下画像の出所:ユーピーアール)

調査によると、「今の職場で働くにあたっての将来の不安」に対し、20-40代は「収入への不安」、50代は「身体への不安(体力・筋力・ケガ)」が1番多い回答となった。

具体的には「年齢的な体力の衰え」(60代男性)、「現場作業で事故に直結するので」(50代男性)、「年齢と共に肉体労働がきつくなってきた」(50代女性)、「自分自身がいつまで働けるかが不安」(50代女性)、「定年後なので」(60代男性)といった声が寄せられた。

また、20代-40代からも、「どうしても力仕事が発生するから、また怪我の可能性もある」(20代男性)、「力仕事なので体力低下したらどうなるか」(30代男性)、「年齢を重ねると仕事につけなくなる」(30代男性)、「体力や腕力がこの先維持できるか分からない」(40代男性)といった声があがった。

一方で、その不安が解消されたら「今の職場でもっと長く働きたいと思うか」については、30代、40代、50代の7割が「そう思う」と回答した。身体の不安が解消すれば、今の職場で長く働きたいという意向が強まることがわかった。

「運輸・運送業」に絞ると、20代、30代で5割、40代で6割、50代以上になると8割の方が、「身体的な不安」が解消されたら今の職場でもっと長く働きたいと回答した。