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タイマックス社、三温度帯管理にシーネットのWMS

2018年2月13日 (火)

調査・データシーネット(千葉県船橋市)は13日、タイ・マックス・コールドストレージ社(タイ・マックスCS)への多言語版倉庫管理システム導入事例を載せた「ci.Himalayasシリーズ導入事例集」第18弾をウェブで配信開始したと発表した。

事例集では、物流システムの導入を検討している企業など向けに、倉庫内業務の課題点をシーネットのシステムで「どう解決できたか」「システム選定のポイント」などの情報を提供している。

最新導入事例として、タイ・マックスCS社への多言語版倉庫管理システムの導入事例を掲載。タイ・マックスCS社は1990年にタイへ進出し、コールドストレージ事業を展開している。

当時、冷凍・冷蔵倉庫がほとんど普及していなかったタイでは三温度帯管理に対応したシステムを導入する事が難しかったが、タイ・マックスCS社は日本品質のWMSを導入することによって、タイで初めての三温度帯管理による倉庫事業を実現した。

これまでローカル企業のシステムを10年以上にわたり利用していたが、メンテナンスやカスタマイズが発生する度に、ローカル企業の体制や対応が懸念点となっていたため、ビジネスの継続性の意味からもより組織的な対応が取れるベンダーへの切替えを検討していた。

WMSシステム導入前はケースとピースでの管理だったが、システム導入後は商品マスタの設定により、ボールとバラを追加した4荷姿による管理が可能になった。

日付管理も標準機能で利用できるようになり、さらに、製造バッチ(工場製造情報)を追加することで、同一賞味期限商品の細かな管理を可能にした。さらに、タイ語で運用できるWMSの導入により、現地スタッフによる管理精度の向上とヒューマンエラーの軽減を実現した。

■事例集ダウンロードページ
https://www.cross-docking.com/inquiry/download/