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スマホで開閉する受渡しロッカー、TSUTAYA店舗で実証

2018年3月2日 (金)
空白

サービス・商品SPACER(スペースアール、東京都中央区)は2日、スマートフォンで開け閉めする受渡しロッカーの製品版が2月に完成したと発表した。都内のTSUTAYA(ツタヤ)5店舗で実証実験を開始する。

TSUTAYAが運営する「SHIBUYA TSUTAYA」、「TSUTAYA BOOK APARTMENT」(新宿)、「TSUTAYA 赤坂店」、「TSUTAYA 祖師谷大蔵店」、「TSUTAYA 新大久保店」の5店舗に設置。3月から5月までを実証実験期間とし、さまざまなモニタリングを行いながら、ECなど直接受渡し取り引きなどの実証実験を行う。

サービスの利用方法は、iPhoneアプリ「SPACER」(スペースアール)をダウンロードし、TSUTAYAの店舗まで行き、アプリを立ち上げると自動的にロッカーを認識する。閉める時は、アプリ上で特定のロッカーを指定しスワイプ動作で閉める。

荷物を預けるのは2時間まで無料。その後6時間ごとに240円の利用料が発生する。 アプリ上で6時間延長券を購入し、使用しているスペースアールへチケットを使い、タイマーを加算する。カギはアプリのチャット機能で送受信できる電子キーとなり、 このスペースアールを使って荷物の受け渡しも可能になる。今後はチャット機能だけでなくURLでも送信可能とする。

お互いが「会わず」に、荷物の受け渡しが可能になるため、近隣同士のEC取引などにも利用可能となり、将来的には通勤途中や旅先などで頼んでいた荷物を自ら受け取るサービスを目指す。