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ロジスティクススマートフォンで開け閉めする受け渡しロッカー「SPACER」（スペースアール）を運営するSPACER（東京都中央区）は21日、実証実験後に発注したリニューアル筐体が完成し、南新宿駅前に初設置したと発表した。
スペースアールはスマートフォンを使って鍵の受け渡しやロッカーの開閉ができるロッカーで、荷物の受け渡しを「互いに合うことなく」可能にするもの。
3月からTSUTAYA5店舗に設置して3か月間さまざまなテストを行っており、今回、「日常のiPhoneエラー回避率がほぼ100％」となったほか、アンドロイドに対してもベータ版が完成したとして、リニューアル筐体の設置開始することにした。
リニューアルでは、実証期間中要望の多かった「使用中ランプ」を取り付けたほか、アプリ上で使用状況が確認できるようにした。次世代のパートタイムシステムを展開するアクシスモーション（東京都新宿区）と契約し、緊急対応先の明記やトラブル対応、カスタマーサポート、週1回の清掃・放置荷物管理体制を整えた。
また、マスコットキャラクター「NONKEYくん」を展開し、「呑気でも荷物が受け取れる」「鍵が要らないNON KEYのTシャツを着ている」といったキャラクターデザインで、ユーザーに対しフレンドリーさをアピールする。
